
【斎藤一人さんと金融工学】
日本一の大商人・高額納税者、
銀座まるかん・斎藤一人さん。
なんと、個人事業主。
2005年まで発表されていた
高額納税者番付では常に上位にランクイン。
高額納税・日本一に輝いた年も数知れず。
一人さんはどのように
財を成していらっしゃるのだろうか?
結論から申し上げると、
「金融工学」を駆使している可能性が非常に高い。
株式会社バンダイを代表する商品、
仮面ライダーベルト。
5人の戦隊レンジャー合体ロボット。
いつも、誕生日やクリスマスのプレゼント用に
かなりの売上高を立てているように思われるが
実は当時、年間・純利益で80億円ほどだったらしい。
(※今現在、バンダイナムコホールディングスとなり、
妖怪ウォッチなどに代表される商品がヒットしているため、
純利益は300億円ほどまでに成長。)
一方、斎藤一人さん。
銀座まるかんを代表する商品、
「スリムドカン」はどれくらい売れているかと言うと…
とある金融工学セミナーでのこと。
50人以上いる会場で購入経験がある参加者はゼロ。
購入経験がある参加者が居ても1〜2人。
それに対して、仮面ライダーベルトや
戦隊レンジャー合体ロボットを
購入経験がある方は10名前後。
銀座まるかん・斎藤一人さんは
一体どのようにして売上高を
立てているのだろうか?
そして、利益はどこから…?
謎は深まるばかりである。
スリムドカン…1万円
クビレディ…1万円
(楽天市場での人気商品)
毎年、納税額を30億円納めようとすると、
最低でも利益が100億円程度必要だろう。
その利益を生み出す物販事業となると
500億円程度の年商が必要。
仮に年間500億円の売上高を立てようとすると
単価1万円の商品の場合…
年間500万セット。
毎月416,667セット。
毎日13,699セット。
そんなに売れるものだろうか?
中にはスリムドカン以上に
売上高を立てている商品もあるだろう。
しかし、非現実的な数字であるように思えないだろうか?
出版物や講演会からの収入があるじゃないか!
…と言う意見もある。
だが、出版物の印税でも数億円規模だろう。
とても数百億円規模には程遠い。
また、斎藤一人さんは講演会・セミナーなどでは
お金を受け取っていないそうである。
謎は深まる。
しかし、斎藤一人さんの事例に金融工学を当てはめて
考えてみると、意外と辻褄が合う。
斎藤一人さんのお弟子さん、
斎藤一人さんの信者の方々が
「ツイてるツイてる」「感謝しています」と連呼しながら
斎藤一人さん商品を購入する。
銀座まるかんの直営店やフランチャイズ店で
スリムドカンなどの漢方薬を仕入れて
各々の店頭に陳列。
しかし、なかなか売れない。
斎藤一人さんの商品を売り切ることができない。
各々の店主が責任を感じて涙を流す…
そのうち消費期限や有効期限が切れ、廃棄…
その瞬間、在庫処分となって売上高が立つ。
あくまでも仮の話であるので、
斎藤一人さんファンの方、ご気分を害されたら
大変申し訳ない。
しかし、このような仮説でもない限り、
銀座まるかん・斎藤一人さんの納税額には
納得しかねるのである。
売上高だけを積み上げて、
銀行から融資を引っ張る。
引っ張った融資金を我らが「東京案件」へ。
そんな斎藤一人さんが導入している(かも知れない)
間接金融工学はこちらから。
とりあえず「東京案件」だけでも
確認してみたい方はこちらから。
世の中には辻褄の合わない話が存在するが、
「金融工学」と言うフィルターを通すことで
見えてくる現実があるように思う。
円安・株高が進んでいる現在、
日本居住者は金融工学を導入する以外に
生き残る道はないのでご注意頂きたい。